フィーリンクではWEB広告のご相談をお受けしています。
基本的なWEB広告に関しての連載として、今回はSNS広告の中から代表的なものをご紹介いたします。
共通している点として、画像や動画素材のクオリティが重要になります。
現代では、長い文章は読まない傾向が強くなっています。
できるだけ説明文を減らし、視界にダイレクトにアプローチできる素材を用意しましょう。
目次
・Instagram広告について
・LINE広告について
・広告費用について
Instagram広告について
Instagramの国内アクティブユーザー数は3,000万人以上と言われています。
国内の利用率は、実に高い利用率の40%以上。メインユーザーは20代~40代で、約6割が女性。実は10代よりも40代のほうが利用率が高いメディアです。
Instagram広告の特徴は、ターゲット設定を非常に細かく絞り込めること。
地域、年齢、性別、興味関心などから効率的な広告配信が可能です。
画像や動画が中心のSNSのため、クオリティの高い写真やイメージ動画を設置することで高い費用対効果が期待できます。
ご紹介する広告の種類は「フィード」「ストーリーズ」「発見タブ」です。
フィード
フィードは、ユーザーが通常見ている投稿画面に表示される広告です。
フィードはフォローしたアカウントの投稿内容が表示される部分です。
広告自体が通常の投稿に違和感なく配置されるので、自然な形でユーザーが見てくれるメリットがあります。
ストーリーズ
ストーリーズは全画面に表示される印象の強い投稿方法です。
広告は、フィードと同様に一般のストーリーズに交じって表示されます。
広告画面をから特定ページへの誘導なども可能。
動画素材などに力を入れている会社にとっては効果的な掲載方法です。
発見タブ
発見タブは、画面の下の虫眼鏡マークから閲覧する画面です。
ユーザーの興味ある事柄について、フォローしていないアカウントの情報が出てきます。
この画面で投稿をクリックしてからスライドすると、フィードに似た広告が表示されます。
ユーザーが関心のある投稿から広告に誘導するので、内容が詳しく伝わりやすい特徴があります。
自社アカウントをフォローしていない人にもPRしたい場合は、効果的な広告方法と言えます。
LINE広告
LINEのユーザー数は8,900万人ほどでで、国内SNS利用者の約84.6%。
利用者の性別や年齢に偏りが小さく、幅広い層への広告配信が実現可能です。
戦略が整ったうえで広告を掲載すれば、非常に高い効果が期待できます。
LINE広告では、関連しているさまざまなサービスに広告を配信できます。
LINEマンガやLINEニュースなど、日常的にユーザが訪れる画面に配信できるため、広告内容と掲載媒体をマッチングすることで高い効果が見込めます。
配信先 | 概要 |
タイムライン | 月間利用者6,800万人以上。画面下の時計マークから閲覧する画面です。一般投稿に混ざって広告が表示されるので、自然な誘導が可能です。 |
LINEマンガ | マンガアプリ内(DL数約3,000万件)に広告を表示可能。年代としては30代以下が中心。同じユーザーが何度もアクセスする特徴があります。 |
LINEニュース | 画面したの「ニュース」アイコンからアクセスする画面。ニュース記事に溶け込む形で広告が掲載できます。月間利用者7,700万人、月間PV154億の大手メディアです。 |
Smart channel | 画面下の「トーク」アイコンで連絡先の一覧を開いた際、最上部に表示される広告です。ユーザーが最も表示させる画面です。 |
LINE BLOG | 芸能人が運営するブログに広告が掲載できます。ユーザーの70%が女性と言われており、趣味嗜好に沿った広告で高い費用対効果が狙えます。 |
広告費用
InstagramとLINEに共通する広告費用の形式として、「クリック課金」と「インプレッション課金」について紹介します。
クリック課金は広告のクリック数に応じて費用が決まります。
クリック1回あたり、Instagramで50円~100円、LINEの場合40円~100円ほどです。
10万円の予算で1,000クリックが見込める形になります。
インプレッション課金は広告の表示回数によって料金が発生します。
クリック課金に比べて比較的低コストでの運用が可能ですが、クリック率が伸びない場合は広告効果自体が薄れてしまう可能性があります。
PRしたい商品やサービス内容に合わせて方式を選ぶことで、費用対効果を高めることができます。
実際の運用の中で、反応を見ながら広告の画像、文言を変更したり、課金方式を変更することで広告の効果は高まります。
まとめ
〇SNS広告は細かいターゲティングが可能
〇Instagramでは自身のフォロワーに自然な形で広告を届けることができる
〇LINEでは提携サービス内に広告を出すことができる
終わりに
これまで、「WEB広告の基礎知識」「WEB広告の基礎知識(SNS版)」として記事をまとめてきました。
続いては、ご要望のあった工務店向けに、もう少し細かい情報についてご紹介いたします。