Matterportの標準機能を拡張する

Matterportの機能について

Matterportは優れたソフトウェアですが、コンセプトが不動産紹介ということもあってエンターテイメント性に欠ける一面がありました。
そのため、フィーリンクでは、楽しみながらVRを周遊してもらえるよう拡張機能の実装に対応しています。

VRはHPと同様に定期的な更新によって効果が最大化されます。
そのため、Matterportのデータ内も定期的に除きたくなるようなアップデートが必要です。

今回は以下の拡張機能について、下のコンテンツを題材に紹介します。

        • CG制作した立体とMatterportの連携
        • BGM
        • タグアイコン変更
        • 空間への動画・画像枠の挿入
        • タグのウィンドウ変化
        • 空間へのCG挿入

BGM機能
BGM機能を求めていた方も多いと思います。 MP4形式で対応可能です。 ユーザーによってオンとオフの切り替えも可能。 リピート機能も実装しています。 音源の差し替えはデータが有ればすぐに完了します。
タグアイコン変更
タグのアイコンを任意の画像形式に変更できます。 企業のロゴマークや虫眼鏡、動画マークなどを入れることでユーザーのストレスを軽減します。
空間への画像・動画枠の挿入
空間内の任意の場所に画像や動画を挿入できます。 自由なサイズ変更も可能ですので、TV枠に当てはめることでより雰囲気のあるVRが作れます。 製品や機械が稼働している様子を伝えることもできます。
タグのウィンドウ変化
タグのクリックやタップでポップアップする形式を変更できます。 3Dモデリングソフトで作成したデータをglb形式で出力することで設定ができます。 例えば、車の中で稼働しているエンジンを3Dモデルで紹介することが可能です。
空間へのCG挿入
CGコンテンツを空間内に配置することができます。 簡単なアニメーションを付与することも可能です。 またクリックアクションの設定により別ページへのリンクを開いたり、画像や動画で製品などの詳細を伝えることができます。
 

CG×Matterportの利点

CGとMatterportの連携コンテンツは通常の作成方法とは異なり撮影の必要がありません。 またタグなどでPRできる内容も異なるため、様々な利点と活用方法が挙げられます。

低価格での作成が可能

現地での撮影が必要ないため、撮影料金が発生しません。 CGが用意できれば編集料金のみで作成が可能です。 CGに関しては作成業者に依頼したものをお送りいただくか、販売サイトで購入したものを弊社で加工する形で対応できます。

追加編集が容易

CGを加工すれば新たな要素を追加したり不要物を削除することができます。 例えば壁を増やす、木を生やす、展示物を交換するなどの作業も編集のみで対応できるため、現地でモノを動かす必要がありません。

活用事例

モデルハウスの内観パースに

Matterportはもともと不動産の紹介に発明されたこともあり、住宅との相性は抜群です。 これまでは実在のモデルハウスや建売住宅の紹介に活用されることが多かったですが、CG連携が可能になったことで見込み客用のパース内を自由に散策させることが可能になりました。 業者が作成したパースのデータをいただき、Matterportと連携させることでコンテンツを作成できます。 同じ要領で、分譲地に複数の物件が建つ際にも分譲地全体のCGを歩けるようにすることで、強力なアイキャッチ効果を発揮します。

企業・製品のPRブースに

展示会に出展されたブースと同じブースをCGで作成してMatterportと連携、製品などは常に最新に保たれるようにアップデートすることが可能です。 出展時に設営業者が作成したCGをいただくことで、編集作業のみで完成させることができます。 製品に関しては写真やCGのデータを設定していくことで、常に最新のVRブースを持つことが可能です。 タブレット一つで、営業先や顧客前で会社のこだわりや雰囲気を伝えることができます。

 

実現不可能な世界観を表現

ファンタジーやSFなど、現実では実現できない世界観を表現することができます。 通常、メタバースとして自由に移動できるコンテンツをシステムから開発する場合は300万円以上のコストがかかると言われます。 すでにシステムが成熟しているMatterportであれば1/10程度からのコストで作成が可能です。 アニメやゲームのワンシーンの中を歩きまわる、といったこともできるため、アイデア次第で低コストの強力コンテンツを作成することができます。


 

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