建売住宅をVR化することで、販売を後押しすることが可能です。
これまでの方法でも問題ないと考える方もいますが、大切なのはVRの閲覧数から消費者のニーズをくみ取ることです。
弊社がこれまで作成したVR建売住宅について、販売までの時間や閲覧数の関係を考察すると、以下の図でA→B→C→Dの順で成約の可能性が高まることがわかりました。
やはり第一に認知度が大切です。
この記事で分かること
当たり前だ。
と言われそうですが、問題は、これまでその認知度についての深堀ができなかったことです。
では、詳細について解説していきます。
「閲覧数」について
弊社ではアナリティクスを拡張した分析システムを導入していますが、ここでは住宅販売に役立つ代表的な部分を紹介します。
①アクセス回数(延べ閲覧数)
②アクセス人数(ユニークユーザー数)
まず①についてですが、この数字がいかに多くの人に物件を知ってもらっているかの指標になります。
大体これくらいの数字が出ると売れやすい、という基準は地域の人口で変動してきます。
また②はユニーク数(人数)なので、1人が何度閲覧しても数字は1になります。
これを踏まえて分析すると、
A.①、②ともに少ない←WEBサイトやSNSの見直しが必要
B.①の数字<②の数字←同じ人が何度も見ている。購買意欲の高い人が多い
C.①の数字と②の数字が同じくらい←ある程度の人が見てくれているが、一度見て離れている。物件の魅力を伝えるための見直しが必要
の3パターンに大別できます。
そのため、Bパターンで数字をできるだけ大きく育てることが重要です。
上手くいった際の傾向をなぞる形で物件をPRしていくことで成約までの時間を短縮できるため、値下げのタイミングの参考にもなります。
ここまででも、紙媒体では獲得できない重要なデータです。
実際にどれくらいの反応が必要か
では、具体的にどれくらいの数字を目指すかですが、①は月に200以上が好ましいです。
これはウェブサイトやフォロワー数が安定しているSNSで発信を繰り返すことで達成できます。
月に200閲覧を達成しても②の数字が伸びない、成約できない場合は、魅力が伝わり切っていない可能性が高いといえるでしょう。
これは、オプションやアフターフォロー、スタッフ様の解説動画などを入れ込むことで解消が図れます。
そこまでやっても成約できない場合、ここでやっと値下げを考慮すべきなのです。
つまり、
①紙媒体での情報発信→VRモデルハウスを利用してWEBでの情報発信メインに
②問合せや資料請求に対しての返答に、VRモデルハウスで複数棟を案内
③SNSを中心に情報を拡散(ハッシュタグや投稿時間を絞り、効果的に)
④閲覧数を見ながら販売対策を実施(説明内容の修正やオプション、イベントなど)
といった販売戦略を採ることで販売までの期間を短縮し、値下げまでに売り切る可能性を高めることができるのです。
ここで疑問となるのが
・VRモデルハウスのコスト
・SNSを中心とした発信戦略
・販売対策の内容
の具体的な内容です。
これにはコツがあり、SNS投稿一つとっても内容、頻度、ハッシュタグの絞り込みなどを具体的に数値化して行う必要があります。
フィーリンクではこれらの課題をトータルで解決するノウハウを蓄積しています。
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