天竜二俣駅って、どんな駅?

天竜二俣駅について

静岡県西部を走る天竜浜名湖鉄道の本社が置かれているのが天竜二俣駅で、浜松市の北部に位置します。

国の登録有形文化財に登録された転車台や扇形車庫・運転指令室等の施設が有名です。
駅舎内には地元客や鉄道愛好家に愛されるラーメン店「ホームラン軒」があり、ノスタルジーな雰囲気が魅力的で写真家も多く訪れます。

近年では「エヴァンゲリオン」とのコラボレーションで注目を集めています。
特に転車台周辺は映画作品のモデル地の一つとなったため、鉄道ファンに加えてアニメファンからも聖地として認知されています。

また浜松市に所縁のある作品「ゆるキャン△」とのコラボも行われています

駅舎内の売店では鉄道グッズをはじめ各種コラボアイテムも豊富です。

天竜浜名湖鉄道の公式HPはこちら

VRで見られる範囲は?

VRはMatterport(マーターポート)システムで作成されています。

駅舎入口から始まり、ホーム二か所を移動できるようになっています。
また転車台周辺も移動することが可能です。

転車台の東側、扇形車庫に設置された「鉄道歴史博物館」の内部も閲覧可能です。
さらに、扇形車庫内に置かれた車両内の移動も可能。
普段は入れない車庫内の散策は好評をいただいています。

天竜二俣駅VRを見てみる

VR内は進みたい方向をクリックorタップで移動できます。

◎のアイコンは内部に画像や動画などの情報が格納されていますので、ぜひご覧ください。

 

 

天竜二俣駅をVR化した意義

天浜線には実に36件の国の登録有形文化財があります。

建造物の多くが木造で、珍しい技術も多きため修繕には多額と長い時間がかかります。
また長い時間の中でにじみ出た雰囲気や味わいは修繕のたびに様相を変えてしまいます。

歴史的価値のあるものをVRでデータ化しておくことは、その魅力を残すだけでなく、修繕や学術的な視点からも重要な事と言えます。

Matterport(マーターポート)システム

VR化に使用したシステムはMatterport(マーターポート)。
もとは不動産紹介ように開発されたシステムで、世界中で利用されています。

フィーリンクではここに拡張機能を設置し、天竜二俣駅のVR化を行いました。

閉店した銭湯「巴湯」をVRで残す

無くなってしまう施設のVR化にも大きな意義があります。

フィーリンクでは過去に閉店する銭湯のVR化をご依頼いただきました。
戦後の慌ただしい時代に人々の心身を癒してきたノスタルジックで銭湯で、せめて何等かの形で残したいとのご要望によるものでした。

沖縄県の首里城の事件もあったように、歴史的建造物は火災や地震による消失のリスクが高いと言えます。
写真では足りない、CGでは質感が違う。

そんな問題を解決できるのが、フィーリンクのVRです。


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